みなさんこんにちは、ぴよです。
さて、私はすでにwais-iiiを受験済みで、このときのIQは106という結果でした。
しかし、今回キャッテルCFITを受験してみたところ、それとはかけ離れた数値を叩き出しました。

こんな高く出るもんなの?
そこで今回は、キャッテルCFITを受けてみた感想やwaisとの違いを見ていきます。
こんな方におすすめ
- キャッテルCFITの構成や内容を知りたい
- キャッテルCFITを受けてみた感想を聞きたい
- キャッテルCFITとwaisの違いを知りたい
筆者は心理検査の専門家ではありません。
したがってあくまで一個人が心理検査を受けてみた感想と体験談になりますので、専門的な内容はお話しすることができません。
そこはご了承ください。
そもそも何でキャッテルCFITを受けてみたの?
四谷学院の通信講座である心理学入門講座の添削課題の一部になっていたのがきっかけです。
詳しくは四谷学院心理学講座の公式ブログからご覧ください。
添削課題の内容としてはキャッテルCFITの検査を受けてその結果を分析するというものです。
そのため、添削課題を提出するためには、是が非でも検査をしなければなりませんでした笑
ですので、本心から受けてみたいというつもりはなく、半ば義務感のような形で受けました笑
締め切りがだいぶ迫っていたもので笑

サポート期限が1年のようです
キャッテルCFITってどんなテストなの?
検査の概要
先の四谷学院の公式ブログには、以下のように書かれています。
キャッテルCFIT検査は、キャッテルの理論に基づき「流動性知能」を測るのが目的で作成されました。
異文化間においても共通すると思われる「非言語的な刺激」として、図形等の視覚刺激を用いています。(省略)
検査項目では主に、空間認識や対象の心的回転(メンタル・ローテーション)を行う力を通して、視覚的刺激の類推や関係づけ・法則を見出す力を測り、探索的な(試行錯誤による)問題解決のための思考力をみます。
心理学入門講座の添削課題で「知能検査」にチャレンジ! | 四谷学院心理学講座_公式ブログ
このように、図形の問題が中心となっていて、学力による差が出ないテストになっています。

感覚的には、よくネットで出回ってるようなIQテストに近いかも!
検査の構成
検査の構成は下記の通りです。
フォームA | 検査1 | 13問 |
検査2 | 14問 | |
検査3 | 13問 | |
検査4 | 10問 | |
フォームB | 検査1 | 13問 |
検査2 | 14問 | |
検査3 | 13問 | |
検査4 | 10問 |
フォームAとBの2つのパートに分かれていて、それぞれ検査1~4と4つのテスト項目があります。
1&5、2&6、3&7、4&8がそれぞれ同じ問題に対応しております。
検査の進め方
進め方としては、音声の指示に従い、フォームAとBの間で休憩を挟みながら検査ごとに時間を区切って行いました。
そして、テストが終わったら自己採点を行いました。
あくまで通信講座での採点方法なので、しっかりとした機関で行う場合はまた異なってくるかと思います。

間違ってもカンニングはしてませんからね!
キャッテルCFITの感想
思った以上に解けたかなといった感じです笑
後半の何問かは直感という名の勘で解きましたが・・・笑

一部直感でもどうにもならない問題があったので、それは空白でパスしました
ですので、身構えていた以上に難しくはなかったですが、後半はなかなか手に負えない問題もあったといったところです。
キャッテルCFITの結果を大公開!
さて、みなさんがおそらく1番知りたいであろう検査結果はこちらになります。

!!!!!??????
IQ136!!!!?????
異常に高かったのでびっくりです。
しかももう一つ驚いたのが、キャッテルCFITとwaisの差です。
waisの検査結果は106なのでちょうど30も差があります。

どういうこと???
おそらく標準偏差によるもの?かと思われますが、このテスト自体の標準偏差がどうだったのかは定かではないので何ともいえません。
キャッテルCFITとwaisの違い
ここからは私の推測も交えてになりますが、実際に受けてみてwaisとどう違ったのか、具体的にお話ししていきます。
言語を操る力は測定できない
他サイトになりますが、こちらではこのように解説されています。
(省略)
同様に、WAISで含まれている言語理解やワーキングメモリなどの観点は、キャッテルCFITには全く入っていません。これらは知能の定義がIQテストによってまちまちである良い例でしょう。
IQの定義・性質、高い人の特徴、よくある質問とMENSA会員からの回答 | Shake's Thoughts - Shakeの考察記録
具体的にいうと、キャッテルCFITでは非言語的な能力を測定するものなので、言葉を使ったり、音声での処理能力を見るようなテストは含まれていません。
すなわち、言語的な能力は測ることができません。
そのため、今までの学習環境で培ってきた能力自体は考慮されていないということです。

あくまでその人自身が生まれながらに持っているポテンシャルってことなのかな?
と思いました
行列推理や符号の側面だけをみている
waisの問題と比較してみると、知覚統合の下位検査である行列推理や処理速度の符号と問題のタイプが似ているように感じました。
ようするに、waisでいう動作性IQの一部の問題を扱っているのかなぁといったところですね。
ですので、waisでこれらの数値が高かった人は、キャッテルCFITだとIQが比較的高く出ると考えられます。
実際私も行列推理と符号は平均以上だったので、そこだけ見ると妥当な結果なのかなと思います。
まとめ
キャッテルCFITは図形中心の問題からIQを算出するという知能検査です。
実際にwaisを受けてみると、知能検査ごとにIQの定義の仕方が異なり、それを身をもって知ることができたのでいい勉強になりました。
興味のある方は、ぜひ知能検査にチェレンジしてみてください!笑