みなさんこんにちは、ぴよです。
さて、実は私、高校1年生の時に漢検準1級を受けて一発合格しました。

1級は2回受けて2回落ちました笑
そこで今回は、
- 漢検準1級に受かるまでにやったこと
- 分野別の対策方法
- おすすめの教材
についてご紹介します。
漢字検定準1級合格時の点数
勉強法やオススメの参考書を早く知りたい方は、スキップしてください
漢字検定準一級の合格時の点数はこちらです。

合格ラインが160点なのですが、みごとに160点ピッタリでした笑

ギリギリ!
※この年の合格率は15.4%です。
ちなみにびっくりしたのが、意外と書き取りが得意だったということです。
その分、得点源になるような四字熟語は苦手だったので、そこは平均点を遥かに下回ってしまいました。

とにかく四字熟語は苦手だわ
漢検準1級に一発合格するまでの勉強法
さて、ここからは準1級に一発合格するまでに行った勉強法をご紹介します。
- 過去問を解く
- 問題集をひたすらやる
- 試験形式の問題集を、時間を測って解く
- 最終確認で過去問を解く
試験対策にどのくらい時間をかけたのかは、はっきりとはしていませんが、少なくとも2〜3ヶ月間はみっちり勉強しました。
また、2級からかなり難易度が上がりますので、しっかり対策しなければ落ちます。
ちなみに、難易度的にどのくらいかというと、
準2級 > 2級 >>>>> 準1級 >>>>>>>>>>>>> 1級
です。
そのため、ぶっつけ本番や何となくこれでいいやという妥協は許されません。
2~3ヶ月前:過去問を解く
まずは過去問から始めましょう。
過去問を解くことで、自分の実力を把握し、何をすべきなのかを明確にしていきます
こちらの公式サイトからでももちろん構いませんが、1回分しかありません。
今後も練習で使うことを考えて、過去問の購入は必須です。
3ヶ月前~1ヶ月前:問題集をひたすらやる
過去問を解いたら、ひたすら問題集を使って問題に慣れていきます。
今まで見たことのない漢字がゴロゴロと出てくるので、繰り返し解いて復習しましょう。
問題集を周回していれば、おのずと問題にも慣れてきます。
ちなみに、問題集には漢字一覧が載っていることが多いので、しっかり目を通しておきましょう。
1ヶ月前~2週間前:試験形式の問題集を時間を測って解く
試験が近づいてきたら、試験本番型の問題集を時間を測りながらやってみましょう。
試験時間は60分です
ここから、本番に近い状態で対策をしていきます。
これが個人的には1番力になったんじゃないかなと思っています。
本番と同じように解く→間違ったところの復習をする→...
のサイクルを繰り返しました。
2週間前〜前日:最終確認で過去問を解く
最後に過去問で最終確認を行います。
- 勉強を始める前と比べてどのくらい力がついたのか
- 今の自分がどの段階にいるのか
- 勉強不足の漢字・熟語はないか
ここで合格点に届かなくても、間違った漢字を重点的に復習することが大切です。
最後の最後まで気が抜けません。
余談ですが、かなり前ですので、試験本番のことは何にも覚えていません。
国語の先生に合格報告した時に、嬉しそうにしていたのは覚えています。

その後、名前は伏せていましたが、
準1級を取った生徒がいると授業中に話していました...。
恥ずかしいですね。
漢字検定準1級の分野別攻略法
さて、ここからは漢字検定準1級の分野別攻略法をご紹介します。
読み・書き・四字熟語など、各分野の対策法を把握していきましょう。
読み / 表外の読み / 熟語の読み・一次訓読み / 書き
結論から言いますと、
読める漢字は書けるように、書ける漢字は読めるようになることが大前提です。
そのため、問題集も工夫して使いましょう。
たとえばこんな感じです。

こちらは、漢字検定1級の完全征服です。
>> 準一級版もあります
矢印で示したように、読みの問題を書きの問題に変えてしまいます。
緑ペンで上から塗れば、赤シートで隠せます。
こんな感じで、読みと書きの対策を同時に行っていました。
1冊の問題集だけでも、使い方次第でなんでもできます。
ぜひ工夫して活用してください。
共通の漢字 / 誤字訂正
こちらは問題集で地道に対策していくしかありません。
問題を繰り返し解いて慣れていきましょう。
四字熟語
ここに1番時間をかけるべきでした。
四字熟語は覚えた分だけ、最大の得点源になります。
ですので、まずは問題集の四字熟語をマスターしてください。
何回も書いて読んで覚えましょう。
意味・書き・読みすべてを完璧にマスターすることが大切です。
問題集の巻末に書いてあるものもしっかり覚えましょう。
不安な人には四字熟語辞典もおすすめします。
私は1級の対策で買いましたが、もっと早くに買っておけばよかったと後悔しました。
苦手な分野ではお金も時間もかけるべきでしたね。
対義語・類義語
問題集の対策で十分です。
ただ、たまにどうしてもわからないものも出てきます。
そんなときはある程度推測して書けば当たります笑

特に対義語
先でご紹介した読み書きの対策がしっかりとできていれば、ある程度の予測ができることがあります。
一例で言うと、
弛緩⇄緊張
険阻⇄平坦
根幹⇄抹消
などなど。
故事・諺
こちらも問題集をしっかりこなしていれば問題ありません。
比較的対策しやすい分野かなとは思います。
ですので、問題集で数をこなしていけば、自然に覚えていくことができます。
文章題
ここはあまり力を入れなくても大丈夫です。
文章はすべて読む必要はありません。
わからない読みや書きの問題が出てきたら、前後の文章を読んでください。
ある程度は推測できるかと思います。
まずは、読みと書きの対策をしっかりしていれば問題ないです。
漢字検定準1級でおすすめの教材
さて、私が漢字検定準1級に一発合格するために使用した問題集をご紹介していきます。
漢検1/準1級 過去問題集
これがないと始まりません。
過去問は必須です!
まずはこれを使って、自分の今の実力を測ってみましょう。
先でご紹介したように、一番最後の調整として使うのもいいですね。
傾向を知るために、2~3年分購入しておくのもアリです
漢字検定1級・準1級
私が漢字検定準1級を受けたのが、かれこれ10年前でして...笑
その時お世話になっていた教材になります。
1級も視野に入れて勉強を進めていたので、1級の対策もできるものを買いました。
今は中古で売っているようなので、1級もちらっと目を通しておきたい方は必見です。
![]() | 価格:1,045円 |

漢字検定準1級 合格! 問題集
頻出度順に並んでいるので、出やすい問題から対策しやすくなっています。
問題集をガンガン解いていく期間中はこの本を使っていました。
一冊持っておくととても重宝します。
本試験型 漢字検定準1級試験問題集
本番前の調整でやると非常に役立ちます。
なんならこれで合格したと言っても過言ではないくらいおすすめです。
本番と同じ時間でやって、その後復習で周回するとかなり力になります。
漢検 四字熟語辞典 第二版
- 四字熟語がどうしても覚えられない。
- 一気に四字熟語を覚えたい。
- 四字熟語マスターになりたい!
という方におすすめです。
一通りの四字熟語はこれさえあれば網羅できます!
角川漢和中辞典
かなり昔の辞書になります。
私の母の実家にあった漢字辞典です。
これが意外にも活躍してくれました。
初見で詳しく知りたい漢字や、チェックしておきたい熟語がある時に非常に重宝したんですね。
というのも、準1級からはみたことない漢字が出てきます。
ですので、この辞書を使ってよく調べていました。
昔の漢字辞典が眠っている方は、引っ張り出して使ってみてもいいですね。
昔の賢人、恐るべし...。

漢字マスターになりたい方も必見ですよ!!笑
まとめ
漢字検定準1級の合格を目指すためには、計画的な対策が重要です。
自分の苦手をしっかり把握し、過去問や問題集を活用していきましょう。
みなさんの合格報告を楽しみにしています!