みなさんこんにちは、ぴよです。
さて、バリバリ仕事をしているみなさんの中には、
- 仕事ができない人に対してイライラしている
- 仕事ができない人を見るとあれこれ言ってしまう
など悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
私も何年か前までは、あまりにも仕事が遅い人や余計なことをしてしまう人に対してイライラすることが多かったです。
ですが、とあることをきっかけにイライラすることが減り、その分ストレスも少なくなりました。
あまりにもひどかったり、明らかな法律違反をしていると分かったときは別です
今回は、そんな仕事ができない人に対してイライラする理由や対処法についてお話ししていきます。
こんな方にオススメ
- どうしても仕事ができない人に対してイライラしてしまう
- 仕事ができない人に対して優しくできない理由を知りたい
- 仕事ができない人のパフォーマンスを上げる方法を知りたい
そもそも仕事ができない人に対してイライラする理由
さて、仕事ができない人に対してイライラする理由はいくつか考えられます。
- 仕事ができない人と同じ給料をもらっていることが許せない
- 自分の思い描いているストーリー通りに動いてほしいという願望が強い
- 仕事熱心だから
仕事ができない人と同じ給料をもらっていることが許せない
よくある言い分です。
- 自分はこれだけ仕事してるのに、なんでこの人と同じ給料なんだ
- あまりにも自分とその人と仕事の配分がおかしい
一番いいたとえとして学校の授業でしょうか。
毎日しっかり時間通りに来て出席している人が、
なんで毎週遅れてきてる人と同じ成績なのかわからない、ムカつく
と言ってるのと同じです。
毎回遅刻していても、その人より積極的に発言していたり、テストの点が非常によかったとしたらプラスマイナスで同じ評価になったのでしょう。
ですので、それが気に入らないなら、最初からそのような評価基準の科目をとらないか、担当教員に相談してみるか、我慢するかしかありません。
仕事でも同じで、これは自分が真面目に仕事をやっている証拠でもあります。
が、その真面目さを他人に強要することはできません。
所詮人は人、自分は自分です。
自分の思い描いているストーリー通りに動いてほしいという願望が強い
他人に期待しすぎです。
私もおそらくこれが原因でイライラしてたんじゃないかと思います。
正直大半のみなさんが潜在的に感じていることなのではないでしょうか。
たとえば
- この人がこう動いてくれれば、もっと早くできるのには
- なんでこの人はこうやってできないのかな
- あの人は気が回らないな
などなど。
ニュージーランドで働き始めて特に思いますが、日本人の他人に対する期待値はけっこう高めに感じます。
いや、本当に気のせいかもしれないが…
— ぴよ@ワーホリ in NZ 🇳🇿 (@piyo_0519) April 5, 2024
ニュージーランドで働き始めて思ったけど、もしかして日本人って、他人に対する期待値高め?
別に自分は仕事で気が回らない人見てもなんとも思わないし、むしろそこまで求めるのは、無謀だろと思ってしまう🥲
単刀直入に言いますが、人間を自分の思った通りに動かすのはそう簡単ではありません。
もし思い通りに動いてほしいのであれば、1台ロボットを作ってそれに全部やってもらってください。
極論すぎる笑
他人にこう動いてほしい、あれして欲しくないなど思うところはたくさんありますが、やはり所詮は人間です。
自分の思ったようには動きません。
仕事熱心だから
先も触れましたが、仕事熱心な人の中にも、仕事のパフォーマンスが劣るほどにイライラする人がいるようです。
自分が仕事に一生懸命取り組んでいるからこそ、
- なんでこの人はサボってるんだ
- この人が仕事遅いせいで、自分の人が進まない
などの不満も出てきます。
もちろん仕事熱心なのはいいことです。
が、繰り返しになりますが、仕事熱心なのを他人にも求めることは非常に難しいです。
仕事ができない人に対してイライラしない方法
さて、ここからは仕事ができない人に対してイライラしない方法をいくつかご紹介していきます。
自分でできること
1. 人は変えられないということを理解する
これが一番大切です。
残念ながらどんなに頑張っても、仕事ができない人のパフォーマンスを100%変えるのはそう簡単なことではありません。
くどいようですが
人は人、自分は自分です。
自分とは全く異なる人生観、価値観を持っているわけですから、そう簡単に仕事できるようになるなんてことはありません。
2. 人に期待しない
これも先と同様に重要なことです。
...いや、おそらく一番大事ですね。
この人はこうしてくれるだろう、あの人はきっとこうしてくれるだろう、と思ってもそううまくはいきません。
それは自分の思い描いている幻想であり、それを他人に望むことはできませんし、そうしたところで他人がその通りに動くことはありません。
むしろやってくれてラッキーくらいに思っておけば、ストレスも格段に減ります。
会社でできること
1. 上司などに相談する
あまりにも仕事のパフォーマンスが悪い時には、上司に相談しましょう。
部署を変えてもらったり、仕事ができるようになるためのトレーニングや改善案を出すなど、なんらかの解決策を提示することも大切です。
その人自身の何が原因で仕事の出来が悪いのか、それを解明し改善することが誰も不幸にしない方法かなと思います。
現実はなかなかそうもいかないんだけどね
2. 改善案を本人に直接提案する
もしすでに仕事ができない理由がわかっているのであれば、本人の性格を考慮した言い方で改善策を提示してあげましょう。
言われないとわからないこともたくさんあります。
ですので、どうしたら仕事ができるようになるのかをしっかり説明してあげることも必要です。
ただし、改善が見込めない、あまりにも頑固で仕事を改善しようとしないなどでしたら、上司などに相談しましょう。
仕事ができない人に対してイライラしていた体験談
ここからは私自身の体験談をお話ししていきます。
スルーしてもらってもかまいません
私はもともと手が早い方で、採点のバイトをしていた際に、
人が20分かかるところを5分で終わっている
と言われるくらいでした。
ですので、20代前半~中盤にかけては、自分より仕事が早い人はいないだろうとちょっと傲っていた部分がありました。
今まで仕事が早いと褒められた経験が多かったので、なおさら調子に乗っていました笑
それが、とある職場に入ったとき、とんでもない人に出会いました。
- 人が20分かかるところを1分で終わらせる
- 効率よく動く方法をあっという間に思いつく
- ものの構造を見抜く力が尋常でなく鋭い
- 合理的かつ人にも配慮できる
どんなに頑張っても彼女のスピード感についていくことができませんでした。
追いついたと思っても追い越され、それを何度か繰り返し、気がつけば遠くに行っていました。
まるで、何回もバッタを捕まえようとしているのに、手を伸ばしてはジャンプして逃げられるような感覚でした。
私はその人を見てやっと、上には上がいるということを知りました。
それからはその人の元で仕事を学ぼうという気持ちに切り替わり、気がつけば他人に対してイライラすることもだいぶ減りました。
単純に社員があまりにもク○でそちらに矛先がいってしまったという理由が一番ですが、そこをやめて今の職場でもイライラすることは少ないです。
あまりにも切羽詰まっているときはさすがにちょっとイラつきますが...
ですので、もちろん私が仕事ができない人に対してイライラしていた理由は他人に期待しすぎていたというのもあります。
が、それ以上に、
自分は仕事ができるんだと思い込んでいたことが原因でもあるなと思いました。
ですので、自分よりはるかに仕事ができる人と一緒に仕事をすることで、自分の身の丈を知って、仕事ができない人に対する見方も少しは変わるのかなと思います、多分。
一番言いたかったのは、仕事をできない人を変えることはできないけど、仕事ができない人に対する自分の見方を変えることはできる、ということです。
まとめ
どこに行っても、仕事ができない人に対してイライラすることはもちろんあります。
それは人に対して期待しすぎていたり、自分の仕事に自信を持ちすぎていたりといろんな要因が考えられます。
どうしたらそのストレスを軽減できるのか、しっかり向き合うことが大切です。