みなさんこんにちは、ぴよです。
さっそくですが、ニュージーランドにワーホリしに来たからには、キウイの仕事をしてみたいという方もいるのではないでしょうか。
とはいえ、
収穫だとちょっときつそう
外仕事できるか不安
という方もいるでしょう。
そんな方には、パックハウスでの仕事をオススメします。
そこで今回はニュージーランドにあるキウイパックハウスの会社や求人、応募方法について解説していきます。
こんな方にオススメ
- ニュージーランドで3~6月くらいの仕事を探している
- ニュージーランドのキウイのパックハウスで仕事してみたい
- ニュージーランドのキウイのパックハウスに応募する過程を知りたい
- ニュージーランドでファームジョブをして延長したい
そもそもキウイパックハウスって何?
ようするに、日本でいう選果場の仕事に近いです。
簡単に言うと、収穫された果実を選別して箱詰めして出荷準備するところになります。
以下にパックハウスで働くメリットとデメリットをまとめましたので、ご参考ください。
キウイのパックハウスで働くメリット
- 時給制のため、働いた時間だけ給料をもらえる
- 悪天候でも安定して働くことができる
- 室内での作業のため、日焼けや紫外線のダメージを受けずに済む
キウイのパックハウスで働くデメリット
- 収穫されたキウイがないときは仕事が休みになる場合もある
- ポジションによっては腰や首をやることもある
- おおよそ10~11時間と勤務時間が長い
ニュージーランドのキウイパックハウス一覧
さて、それでは本題に入りましょう。
ニュージーランドのキウイパックハウスといえば、やはりBay of Plenty(ベイ・オブ・プレンティ)地方にあるTauranga(タウランガ)やTe Puke(ティプーケ)です。
オークランドから車で2時間程度のところにあります。
InterCity busを使ってもおおよそ3~4時間で行くことができます。
キウイの仕事がしたければ、ベイオブプレンティに行けば、年中何かしら募集しています。
さて、ベイオブプレンティにある主要なキウイパックハウスはこちらです。
- Seeka
- EASTPACK
- Trevelya's
- Mpac
- DMS
Seeka
一番規模が大きいと言われているパックハウスで、タウランガにも7箇所ほど工場があります。
ちなみにタウランガ以外にもGisborne(ギスボーン)やKeriKeri(ケリケリ)などにも工場があります。
私の宿泊していたバックパッカーから一番近かったのがこのパックハウスでしたが、先にMpacに応募したことと、期間の関係で応募はしませんでした。
2月末にオフィスに行っても募集していたみたいなので、基本的に応募すれば仕事はできます。
ただし、3月半ばに入るとさすがに人が充足されるのか、ウェイティングリストに名前が入れられるようです。
ですので、少なくとも2月末には応募を完了させるようにしましょう。
一番大きい会社なので安心感はあると思います。
Eastpack
こちらはティプーケにある工場です。
EastPackはかの有名なBackpackerBoardでも求人を出していたので1月に入ったら張り付いてチェックしてみるといいでしょう。
ここは開始する時期も早く、募集人数も多いので、ティプーケに泊まれる方はここで働くことも視野に入れておくといいでしょう。
EastPackはバス広告も出していました笑
バスの後部にEastPackとついてましたね
ただし、いろいろな情報を見てみると、キウイの流れてくるスピードが速いなどという噂もあります。
こればっかりは百聞は一見にしかずということで、働いてみないことにはわかりません。
こちらも応募はしましたが、住居や交通手段の関係で断念しました。
ちなみにこちらのサイトに掲載されている Accommodation の情報には非常に助けられました。
キウイのパックハウスで働くためにアシストしてくれるバックパッカーが一覧で載っていたので、そこに連絡して住む場所を確保することができました。
とてもありがたかったです
ただし、雇っている人数が多いこともあるのか、しばしばfacebookで連絡をくださいとメッセージを残している人もいました。
オンラインで連絡してもつながらない場合は、直接オフィスに行ったほうが早いかもしれません
Trevelyan's
こちらもティプーケにある工場です。
送迎バスを出してくれます。
4勤1休です。
他のパックハウスは週1休み11〜12時間労働なので、ゆるい方です。
稼ぎを重視する場合は別のパックハウスで、適度に休みたい方はこちらがいいでしょう。
こちらはかの有名なBackpackerBoardだけでなくNZdaisukiでも求人を募集していたようです。
寮も手配してくれたということで、もし興味のある方は、早い段階からNZdaisukiに食いついてチェックしてみるしかありません。
NZdausukiは気がついた時にはすでに募集を締め切っていました。
ちなみに私もこちらに一度アプライしました。
1月8日には応募フォームがオープンしたので、すぐに応募しました。
それから2週間くらい経ってから電話が来ましたが、電話恐怖症の私はおどおどして喋れず切られてしまいました。
給料や宿泊するバックパッカーの場所を考慮し、辞退しましたが...。
英語以前の問題でした笑
スタッフも優しいという話を聞いているので、Te pukeで確実に住む場所が取れる&ゆとりを持って働きたい場合は、こちらがおすすめです。
Mpac
タウランガでは、mount mannugai(マウントマンヌガイ)とtauriko(タウリコ)に工場があります。
私は立地などを考慮し、最終的にこちらに決めました。
ちなみに私が応募した当初は最低賃金($22.7)でしたが、のちに$25に引き上げられました。
他のパックハウスでも$25になっているので、全体的にそうなのかな
ただ、私の住んでいたバックパッカーからは遠く、自転車でも30分ほどかかりました。
とはいえ、タウランガから離れた地域から車で30分ほどかけてきている方もいたので、歩いても1時間半で行ける私がヒーヒー言っている場合ではありませんでした笑
また、こちらはどういうわけかメールしても返信が返ってきません。
連絡するのであれば電話か、直接オフィスに行ってみるといいでしょう。
こちらの職場の体験談は後ほど詳しくご紹介します。
DMS
Te pukeとタウランガからちょっと離れたTe Puna(ティプーナ)にある工場です。
こちらはあまり働いた人の情報がなく、どのような工場かは把握できませんでしたが、もしティプーケに住んでいて気になる方はチェックしておきましょう。
キウイパックハウスの応募方法
アプライの仕方は大きく分けて2点あります。
- 直接オフィスに行く
- オンラインでアプライする
直接オフィスに行く
これが一番確実で早いです。
何年もSeekaで働いているというフラットメイトは直接行って書類をもらっていました。
先ほどもちらっと触れましたが、基本的に2月末まで、早ければ1月にオフィスに行けば仕事はもらえます。
その際、パスポートとビザは必ず持ってきてください。
ちなみにパスポートは念のためコピーを取っておいたほうがいいです。
印刷機の調子が悪くてコピーが取れず、こちらからパスポートのコピーを渡しました
持ち物はサイトなどを見て確認しておきましょう。
オンラインでアプライする
手っ取り早く応募するなら、やはりサイトからの方が早いです。
Facebookでも告知しています。
また、先述した通り、BackpackerBoardなどのサイトでも募集しているところがあったりします。
ただし、応募してから連絡が来るまでに時間がかかること、あるいは来ないことがあるということです。
私も応募してから1か月以上してから、突然現地での手続きの連絡がありました。
ですので、いつでも出られるような身軽さはある程度必要かなと思います。
また、先でもちらっと触れましたが、Facebookのコメントでもオンラインから応募したのに連絡が来ないといった趣旨のものがありました。
というのも、Trevelyan'sで聞いた話だと、この募集期間中は非常に激務らしいです。
そのため、見逃されている可能性もあります。
また、コンタクトしても来ない場合もあります。
そのようなことが起きる可能性も十分考慮してアプライしてみてください。
うちの会社も、シーズン中、社員はかなり激務で大変そうです
キウイパックハウスについてQ&A
ここからは、ニュージーランドのキウイパックハウスに関するQ&Aをご紹介します。
いつから募集が始まるの?募集の流れは?
会社によりまちまちですが、早ければ1月初旬には募集を始めています。
そして、2月に手続きなどがあり、3月には仕事が始まります。
ちなみに他の工場はわかりませんが、うちの工場は人を雇いすぎたらしく、未経験の人は時間を減らされていました。
ここ1,2年で人が集まらず、今年多めに取ったら逆に多すぎたようです笑
シフトが組み直されるらしいですが、週何回入れるかも現段階でわかっていないようです。
そのようなこともあるかもしれないので、ご注意ください。
家はどうやって探したの?
フラットを探したい場合は、TrademeやFacebookで探してみるといいでしょう。
ただし、あまり返事が返ってきません。
手当たり次第当たってみるしかありません。
また、Eastpackのサイトでも出ているように、バックパッカーでもありです。
ロングステイできるのかどうか問い合わせてみるといいでしょう。
車はあったほうがいいの?
結論から言いますと、あったほうが楽です。
ですが、家からパックハウスが近かったり、バスや自転車などの通勤手段がある場合はなくても構いません。
また、beamも置いてるので、e-スクーターで通うことも可能ではあります。
ただし、やや割高です。
最悪Uber taxiを使う手もありますが、バスになどに比べると高いです
とはいえ、車の免許を持っていない、まだ車を買っていない、車を買うお金がないという方は、思い切ってe-scooterを買ってみるのもありです。
ただし、e-scooterは安全面を考慮して、雨天時に使うのは推奨されていません。
ですので、大雨が降った時は、ちょっとお金がかかっていいのであればUberを使うか、頑張って歩くしかありません。
コミュ力に自信がある方、友達がいる人は送っていってもらうのがベストです。
いつから仕事は始まるの?
結論から言いますと、大半は3月中旬からになります。
EastPackは他の工場よりも早く、2月末には始まっていました。
ですので、他の都市からタウランガに2月初旬に移動してきた場合、かなり待機することになります。
その間にお金を貯めたい方は短期の仕事をするしかありません。
バックパッカーのオーナーさんにも短期の仕事を勧められましたが、
飲食店(経験あり)や建設関係などしかなく、私は断念しました
もしお金に余裕があるのであれば、この期間中に寮だけ確保して、近場を旅行したりするのもありです。
また、この日にスタートするという告知があったとしても、天候や収穫状況で変更になることが必ずあります。
これは世界共通、農業あるあるです。
こちらに関しては選果場や製糖工場で経験済みなので慣れていました。
私もキウイが甘くなく収穫できないなどといった理由で、収穫が進まないことからキウイが集まらず、仕事が始まってから2日で再び待機期間に入りました。
英語はできた方がいいの?
正直なところ、英語はできた方がいいです。
ただし、一番大事なのは何と言ってもリスニングです。
私はいまだにニュージーランド訛りの英語に慣れることができず、社員や現地の人が何を言っているのか全く理解できておりません。
圧倒的リスニング凹&スピーキングはまだましという状態なので、質問しても答えが聞き取れないという、相手を一番イラつかせる羽目になっています。
仕事中は完全にニュージーランド訛りの英語に触れることになるので、リスニングだけはとにかく頑張って上達させてください。
しかも工場なので、なおさら何を言っているのかわかりません。
日本人はいるの?
数人ですが見かけました。
社員にいきなりどこ出身?って聞かれて日本人と言うと、他にも4人ほどいると教えてくれました
アジア系の人に片っ端からどこ出身と声をかけていたのですが、一体なんだったのでしょうか笑
世界各国からいろんな人が集まっているので、正直話を聞かない限りどこ出身なのかもよくわかりません。
ただ、結局これは日本だけに限らず、同じ言語、同じ国、近くの地域同士で固まる傾向にあります。
そのため、職場ではいろんな言語が飛び交っています。
そんなとこに私は入っていける自信がありません。
なぜならコミュsyry)
まとめ
ニュージーランドでキウイパックハウスに応募してから仕事を始めるまでの過程はそんなに難しくありません。
ただし、問題は仕事が始まってからになります。
そこからは自分との戦いになってくるので、乗り越えて楽しいワーホリ生活にしていきましょう。